8月1日は 【配置薬の日】 制定の目的と意味などから内容や制定理由などを解説!
8月1日は 【配置薬の日】
「おきぐすり」は、富山県の富山城下で生まれた販売システムであり、江戸時代には全国に広まりました。その発祥は、富山十万石の藩主・前田正甫が腹痛を起こした岩代三春城主に「反魂丹」という薬を与えたことに端を発しています。この薬の効果に驚いた他の藩主たちからの依頼を受け、正甫は富山城下の薬種商にくすりの調製を依頼し、全国各地を行商させました。
江戸時代から300年以上にわたりセルフメディケーションの先駆けとして、地域の人々の健康維持・増進を支えてきた配置薬。「先用後利」という有用性、利便性、経済性に優れた配置薬をさらに多くの人に普及拡大することが目的。