二十四節気

立秋は暦の上で秋の始まりを告げる節気で、暑中見舞いから残暑見舞いへ切り替わる時期。実際の気候はまだ暑さが続くが、秋の気配も感じられる。毎年8月の7・8日が該当する。

夏至は毎年6月21日前後に訪れ、北半球では昼が最も長くなる。北欧では太陽に感謝する夏至祭、日本では稲の成長を願ってタコを食べる風習がある。

「小満（しょうまん）」は二十四節気の一つ、5月20・21日頃にあたり、自然が成長し天地に気が満ちる季節です。各地の稲荷神社で五穀豊穣や商売繁盛を願う小満祭が開かれ、自然の恵みに感謝します。

立夏は、春分と夏至の中間に位置し、野山に夏の気配が漂う季節の転換点です。八十八夜を過ぎ、新緑が美しい時期を迎え、農作業や夏の生活が始まります。自然は活気に満ち、夜空には星々が輝き、夏のロマンスが芽生えます。

二十四節気のひとつ。穀雨の到来は大地に新たな息吹をもたらし、待ちわびた水が農作物の生育を助けます。降水量が増え、日差しも強くなり、農夫たちは恵みの季節に感謝し、熱心に土地を耕します。自然の力強さと豊かさが満ち、新たな希望と活力が心を満たします。

清明（せいめい）は二十四節気の一つ、草木清明にして東南風の心地よい季節。自然の再生と活気に満ち、お花見が楽しまれる。新たな始まりを祝う意味も込められる。

二十四節気のひとつ。多くは3月20日や3月21日になる事が多い。昼と夜の長さがほぼ同じになる日とされる。この日を境に昼の時間が長くなり、夜の時間が短くなるとされているが実際は違う。

小寒は、暦の上ではこれから大寒に向かい、寒さが厳しくなってくる時期に入るため、「寒の入り」とも呼ばれます。

冬至とは、一年で最も日が短く、夜が長くなる日です。北半球では、太陽の高度が最も低くなり、この日を境に、日が長くなり始めます。冬至は、陰陽思想の陰の極み、つまりこれから陽が回復する日と考えられ、かぼちゃや栗などの果物を食べたり、ゆず湯に入ったりして、体力をつけて、風邪をひきにくくするという習慣があります

二十四節気のひとつ「大雪」は、冬の訪れと寒さの厳しさを感じる時期です。北風が吹き、雪が降り始める頃。山々や平野が雪に覆われ、冬の訪れを告げます。寒さは厳しいものの、雄大な雪景色は圧巻です。また、この時期から正月事始めが行われ、新年への準備が始まります。