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CANON PIXUS iP2700の廃インク吸収体エラー対処方法

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長年愛用しているCANON PIXUS iP2700で廃インク吸収体のエラーが表示される場合、メーカーの修理や買い替えを勧められることが多いですが、自分で対処する方法も存在します。以下は、カウンターリセットをする方法です。

※あくまでも自己責任で実行して下さい。壊れても責任は取れませんので。

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そもそも吸収体とは?

この「廃インク吸収体」とは、プリンタのクリーニング時に排出される不要なインクを貯留するための部品でございます。この部分が無ければ余分なインクなどがプリンタから染み出したり、移動で持った際に汚れたりなどの可能性があるのでなくすのは出来ない部分です。

しかしこのエラーは一定量のインクがたまるとエラーが表示されるようになっているとの事ですが、実際に吸収体が満杯になっているわけではないのです。プリンタ内部のカウンタが一定の印刷枚数に達すると、エラーを表示するように設計されているだけなのです。何度か分解しましたが自身の使い方では目に見える様な汚れ具合では無かったです、これは個人差・使用差が大きく出るので一概には言えませんが。

通常は修理?

CANON PIXUS iP2700の廃インク吸収体エラー対処方法CANON PIXUS iP2700の廃インク吸収体エラー対処方法
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メーカーはこのエラーが表示された際には、修理または買い替えを推奨しておりますが、2024時点ではメーカー修理は行っておらずまた部品も無いと思われます。
私はメーカーに連絡していないので憶測ですが、おそらく新しいプリンタの購入を勧められると思います。前置きが長くなりましたが以下でリセット方法を紹介します。

「廃インク吸収体のエラー」解除

リセットツールのダウンロード

  • 次のサイトからリセットツール「ST_V3600_resetters.zip」をダウンロードしてください。
    いつサイトが変ったりするか分からないで取り合えずダウンロードしとく事をお勧めします。
  • プリンタをメンテナンスモードで起動
    エラーになるとプリンター認識しなくなりますので先ずはメンテナンスモードに入ります。
    電源ボタンとリセットボタンを同時に押しながら電源を入れます。電源ボタンを押したまま、リセットボタンを5回押し、その後電源ボタンを離してください。
  • プリンタが認識されたか確認
    メンテナンスモードに入れたらプリンタとして認識されます、もしプリンタが認識されない場合は手順が間違ってるなどが原因ですので最初からやり直してください。
  • リセットツールを起動
    プリンタがコンピュータに認識されるので、先ほどダウンロードしたリセットツールを起動します。
  • カウンタリセットの実行
    先ほどダウンロードしたリセットツールを起動、右下にある青で囲んだ「set」ボタンを押してください。
    文字化けしている事もありますが、黄色で囲んだ「ink absorber counter」内の「counter Value」が「0」になってればいいので、今回の「廃インク吸収体」エラーの場合はそのまま、右下の「set」押してください。
CANON PIXUS iP2700の廃インク吸収体エラー対処方法

この手順でカウンタがリセットされ、再度プリンタを使用することが可能になります。

吸収体掃除

プリンタの分解
今回はしませんでしたが、分解は機械いじりが好きな方や得意な方は難しい事はあまり無いと思います、写真がありませんが、プラスドライバーとマイナスドライバーを用意し、前面と蓋の付け根部分のネジを外し。
背面のツメをマイナスドライバーで押し込み、浮かすとケースを外す事が出来ます。

インク吸収体の確認と掃除:
ケースを外した後、インク吸収体(スポンジのような部品)を見つけます。

インク吸収体を取り出し、洗浄します。必要に応じてホースをたどってインクのかたまりを除去します。洗浄する際には水で良いのですが、かなり汚れます。手は真っ黒になりますので汚れてもいい格好がお勧めです。

注意点

  • インク吸収体のエラーは、印刷枚数をカウントして表示されるため、実際に一杯になっていない場合もあります。
  • カウンターリセットと掃除を行うと一時的にエラーを解除できますが、根本的な解決方法ではありません。長期的にはインク吸収体の交換、機種の買い替え必要になる可能性があります。
  • 解除しても実際に吸収体がいっぱいになると設置場所・印刷物が汚れる事が考えられます。
  • あくまでも一時的な解除です。
  • 最初にも言いましたが、自己責任で実行して下さい。

まとめと開発者にお願い

このip2700は元々2010年2月に発売されたモデルで、個人的にはこの機種を超える後継機が依然としてないため、仕方なくですが、この方法で現役使用が続けています。
最後に、プリンタ開発者の方々へのお願いとして、背面給紙で、幅を揃えるガイドを両側から抑え紙を中央から給紙し、3つ以上の紙送りローラーを配置する設計、インクジェットノズルだけを交換可能な仕様をにするだけでより長く利用出来る様になります。ip2700の様な不必要な紙受けトレイや液晶・WiFiまたケーブルなどは一切いりませんので、印刷に特化した機種が発売して欲しいです。

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