クリスマスの疑問をちょっぴり解説!
クリスマスの時にちょっとしたクイズで場を和ませ一時だけ大きな顔を出来る知識。
メリークリスマス(Merry Christmas)
知ってるようで知らずに何気に使ってるメリークリスマス(Merry Christmas)の呼称。
Merryは「陽気な、お祭り」の形容詞です、Christmasの語源は、「キリスト(Christ)」と「礼拝(mass)」で、合わせると「キリストの降誕を楽しく祝おう」の様な意味のお祭りになります。
キリストの誕生じゃなく降誕とは?
キリストの誕生の日と思っている方も多いのでは無いでしょうか?
実際には「降誕」という言葉を多くのキリスト教徒の方が使っています、キリスト教徒の方は同然知っているでしょうが馴染みのない方にもすごく分かり易く説明します、厳密では違うと言われそうですがあくまでも簡単に説明なので目くじらを立てないで下さい。
「天に居る神様の国から、神が地上降りて肉体を得た」こんな感じですので元々居た神が肉体を得たので「産まれる」訳でなく「降りて来た」と表記されます。
キリストの誕生日じゃ無くて「降誕」なんだよと言えば少しは鼻が高いかも!?
Xmasとの違い
Christmasを略してXmasと記載する時がありますが、何が違うんでしょうか?
Xmasの方は「X」のギリシア文字と「mas」の英語をくっ付けた表記になります。
先ほどの「Christ」をギリシアで表すと「Χριστός」で頭文字の「X」と「mass」を合わせた文字が「Xmas」になります。
サンタはなぜ赤いの?
サンタと言えば「赤」って思ってますか?
実はサンタが赤いのは「コカ・コーラ」社のキャンペーンが大きな役割を担ってます。
元々赤白のサンタクロースは世の中に広まっていましたが、1930年代にコカ・コーラ社がクリスマスキャンペーンをする際に、自社のイメージカラーの「赤」とサンタのイメージをより具体的にする為に赤色と白色のデザインを施しその後も次々とサンタのデザインをした事により、サンタ=赤のイメージがより定着しました。
もっと昔の1800年代頃は色が揃っていませんでした、今でも一部の国などでは違う色のサンタさんがいます。
古い伝承ではドイツの双子で紅白の衣装を着てる、イギリスでは緑などがあります、ロシアでは今も青のサンタさんがいます、日本にクリスマス文化が入って来た時にはすでに「赤と白」の現在の衣装になって入って来たため現在の日本でも赤と白の衣装のイメージで定着しました。
ちなみにサンタクロースは「ヨーロッパの伝説上の人物」で実際の歴史上の人物ではありませんが、4世紀頃のミラノ司教、教父聖ニコラオス(ニコラウス)の伝説が有力な起源と言われています。(日本に正教会を広めた・聖ニコライとは別人)
各地のクリスマスシーズン
クリスマスは世界中どこも同じだと思っていませんか?多くの国では12月25日ですが違う時期でのクリスマスもあります。
- ロシアの一部は1月7日
- オーストラリアは7月の第二のクリスマス
ロシアの一部正教信者はユリウス暦を採用している為グレゴリオ暦の12月25日はズレて1月7日のクリスマスになります。
オーストラリアは南半球にですので12月は夏です、雪の降る中のクリスマスをしたいという事で1980年頃から「7月のクリスマス(Christmas in July)」が行われています。
サンタクロースとトナカイの関係性
サンタクロースとトナカイは日本ではもう定番ですよね!
多くの方がイメージするトナカイがサンタクロースのソリを引っ張ってシーンですね。
でも何でトナカイなの?と聞いてしっかり説明を返せる人は少ないのでは無いでしょうか?
答えは「アメリカの新聞で発表された英語の詩」だと言われてます。※諸説あり
その詩の中でソリに乗ったサンタクロースが八頭のトナカイを引き連れてプレゼントを配っていたとの記述がありそれが広まったという説が定着したと考えられてます。
トナカイには名前がついてまして「ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、
コメット、キューピッド、ドナー、ブリッツェン」と詩の中では記載されてますが、知ってる人はほぼ日本では聞きません。
またトナカイが選ばれたのは、考察ですが、サンタクロースの故郷はフィンランドと言われます、その地域では、野生のトナカイの生息地です。
トナカイは大型のシカ科の動物で体格が大きく、体調120cm-220cmほどにまで成長し、体重も100㎏超え大きい物は300kgほどになります。さらに、時速約80kmのスピードで走れることから、サンタクロースが世界中に沢山のプレゼントを運ぶには犬では小さく熊では怖いイメージの中にトナカイが丁度最適だと思われたのでしょう。
その為サンタクロースとトナカイの関係性は元々全く関係無い所から定着した事です。
煙突からなぜ入ってくるの?
サンタさんの侵入経路がエントツって可笑しくない?なんて思った事は無いでしょうか?
煙突からになった経緯としてはサンタクロースのモデルになった教父聖ニコラオスに関係してきます。
二コラオスの逸話の中に 「貧しく三人の娘を身売りしなければならなくなる家族を救う為、真夜中窓から金貨を投げ入れたら、偶然にも暖炉の側に有った靴下に金貨が入ったという。この金貨のおかげで家族は救われた」という逸話から靴下にプレゼントを入れる事の元になったと言われてる。
煙突から入ることになったのは金貨を投げ入れたのが煙突から投げ入れた、サンタクロースがプレゼントを置く為に煙突から入った、翻訳の際に煙突から入った様に翻訳したなど様々な諸説があります。
日本では煙突の馴染みが薄いですがフィンランドなど北欧ではエントツのある家が多かったので疑問も無く広まったと考えられます?
まとめ
いかがだったでしょうか?知ってるようで知らない事がありましたでしょか?
クリスマスの係る簡単なクイズになる事が出来るでしょう。
楽しいクリスマスを迎える事が出来るのでは無いでしょうか!?くれぐれも「ドヤ顔」で勝ち誇ると気まずい雰囲気になる懸念がありますので注意して楽しみましょう。
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