恵方巻、恵方巻き(えほうまき)は、節分に恵方を向いて巻きずしを無言で食べると良いとされる巻き寿司の総称。
2023年は「南南東やや南」
いつ食べればいいのか?食べ方に基本的な決まりが有るのかの前に恵方巻とはどんなものなのかをおさらいします。
大阪発祥の風習と言われているが、様々な諸説起源があり不明な点が多く定かでは無いです。
始まりの歴史は
起源ははっきりとはしなく信憑性は低いですが、大阪が発祥の地の可能性が高いです、
その時の名前は「丸かかぶり寿司」が一般的でした。
全国に広まったのはコンビニチェーンのセブンイレブンが「恵方巻き」の名前で全国展開をして、その後スーパーのダイエーが関西地区で販売していたのを関東地区の一部にも販売し始めたと同時期にイオンも「イオンの恵方巻」と銘打って全国販売を始めて広まったとされています。
コンビニ販売とスーパー販売のおかげか2000年代に入り個人商店も販売する方も増えて一気に広まったとされます。
しかし販売競争が過激になり、従業員やアルバイトに強制的な販売ノルマを課したり大量の食糧廃棄問題などが問題になり2017年政府内でも議論される様になったので販売店が側が予約販売を強化して減らすように販売方法などを工夫しだした。
一連の報道で恵方巻を良く知らなかった方でも知る様になったのは皮肉な出来事です。
恵方巻の食べ方
恵方巻の食べ方には「恵方を向いて、黙って巻きずしを食す」が基本とされています、
その様な食し方には「商売繁盛」の意味が込めらていました、途中で食するのを止めたり言葉を発すると「運が逃げる・逃がす」事から黙って食する事が出来たと言われています。
丸い巻き寿司にかけて「円(縁)」を切らない為に一本のままと言われていますが、元々から有った意味合いとは違い恐らく後付けに出来た意味もあります。
なぜ恵方巻は一本丸かじり?
恵方巻一本丸かじりの意味合いはあるの?
先ほどの「運が逃げる」から転じて「商売繁盛と運気」を一気に頂くところから、切らない恵方巻を一気に頂いた事で「幸運」を手に入れた事になると考えられてる。
大きな恵方巻は食べれないから切っていいの?
「商売繁盛・幸運」の象徴として食される恵方巻には基本切る行動は避けた方がいいですが、どうしても食べきれないと思った時は、元々からハーフサイズや太巻きでは無く細巻きにするなどで自分では切らない様にした方がいいでしょう。
元々恵方巻に細かなルールが無い為、近年は様々なタイプが売られています、高級な具材を使った物や子供向けキャラクターやハーフサイズなどの食べやすいタイプなどが販売されています。
食品ロス問題から2018年以降は予約販売が主となりスーパーもコンビニも店頭販売は過剰な数量が置いて無い様になり売り切れる事があります、今後も予約販売になりますので購入したい方は予約が必要です。
恵方巻に入れる具材に決まりはあるの?
近年は具材に多種多様なバリエーションが出来てきましたが、基本の具材には決まりがあります。
太巻きには七福神にちなんで7種類の具材を使用するのが基本とされています。
あくまでも基本で細かなルールが無いのが恵方巻ですので、その他の具材がたっぷりな10種類や15種類や2種類など少ない食材や、アレルギー食品を含まない具材など7種類に限った事ではありません。
代表的な基本となる具材
- かんぴょう
- キュウリ
- たまご
- ウナギ(アナゴ)
- 桜でんぶ(おぼろ)
- シイタケ煮
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