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福袋の始まりと理由、なぜ売れ残りセールと言われたのか?

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福袋四季

昭和の頃はお正月には福袋を買いにデパートや商店に並ぶ姿が毎年行われていました。
昨今は福袋を買いに並ぶ光景も少なくなりました。

昭和の中期~後期生まれの方は分かる人もいるでしょうが、一時期売れ残りのセール品が多くて、福が無い不幸袋や売れ残り袋など様々な呼び名で揶揄された事もあった事は記憶に有るでしょう!?私だけかな?

それでも今も尚買われ続ける福袋とは何か!?由来や現状の傾向を探ってみました。

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福袋の始まり

福袋はいつ頃なんで始まったのかを紐解きます。

時期ですが、福袋と呼ばれる様になるには1980年代位からと言われてますが、実際の所ははっきりとした年代は分かっていません。

福袋の元となる事は江戸時代のまで遡る事が出来ます、現在の三越に当たる越後屋で呉服の仕立ての際に余った布生地の裁ち切れを袋に入れて販売した「恵比寿袋」が最初では無いかと言われています。

大黒天

その後は全国に広まり最初は呉服関係だったのが、布生地以外にも様々な品物でも同じような販売方法で売り出されたがいつからといった明確な時期は分かっていない。

バブル期には高額な商品も目玉商品で売り出される事もありました。


福袋は購入して何が入ってるのか分からないドキドキ感・開けるまでの楽しみに購入する人が多く一年の運試しでした。

不名誉な言われ

なぜ不幸袋など不名誉なネーミングの原因となったのでしょう?
不名誉な言われは売り方にあったと思われます。

福袋の売り方はお店側がいろんな物を入れて、お客さんが自由に選び買うシステムでした、福袋は当時は中身を見る事が全く出来なく、正月の運試しの要素もありました。

正月ですから「おみくじ」と相まって更に一年の運を試す意味合いで購入されていた事もありました。

売り方に問題は福袋の昔の名残からか、お店で残った売れ残りを入れる事がありました、お店側はイイ物を入れてばかりでは当然採算が取れないので、売れ残りや在庫品を入れる事には問題は少ないですが、一部のお店では福袋はどうせ中身は見えないし何入れても売れると考えた結果「売れ残りしか」入れないお店も多くなり購入した価値が無いと言われる事が多くなった結果、全体的に悪評も聞くようになり不名誉なネーミングが付くようになりました。

今よりネットやSNSで簡単に情報が公開できる社会では無かったので「運が悪かった」で済ませる人が多かったのも事実です。

現状の福袋事情

宝船

現代の福袋は一時期の売れ残り商品だけでは悪評が立ち結果的にお店の評判も落ちますので、そうした行いは少なくなってきました。

SNSの発展と共に購入者がネットで公表する事も多く、お店の評判を下げるよりよりイイ物を入れて販売した方がお店の評判も上がる結果になる為、目玉商品と抱き合わせして販売するお店も多くなりました。

最近ではインターネット(ECサイト)なども福袋販売してますので、中身が見えてる、また選べる販売系統が増えて福袋の発祥時の様な商品が見えなく運試しの意味合いが少なく、お得なセールの様な販売系統になってます。

福袋を広告宣伝の為に話題を作り、お客さんに広める目的で高価な品や採算があまり取れない商品も販売されています。

好きなの入って無いから返品は出来るの?

基本的に返品に応じるお店は少ない様です。

「好みじゃない」「イメージと違う」「不要だから」と言った返品には原則返品不可です。

イメージとしては初詣に行って「おみくじ買ったけど大吉じゃないから返品する」と言ってるのと同じような意味合いになります。

お店ごとのルールは違いますが、原則として返品を受け付けて貰えるのは、お店側の事前の説明と明らかに違う商品、商品の不良、数量が違う、などお店側の過失がある時だけ返品できる条件になります。

では好みじゃない商品をどうする

好みじゃ無い・使わない商品では、リサイクルショプやフリーマーケットやオークションサイトで販売する、または友達と交換するなどで誰かの手に渡る様に工夫する事で福袋を活用する事も出来ます。

必要な誰かの為に福を渡すと考えれば少しは気分が楽になるかな?ただ捨てるや保存するよりは有効活用出来ます。

まとめ

福袋の成り立ちと現在の状況が分かりましか?

現在は福袋の意味合いは大分変化しましたが、お得に買える商品があるのも事実です。

福袋にドキドキした気持ちは今も変わらず持っていたいですね。

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