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【DIY】1万円で作る!スマート散水システムで真夏の電気代節約作戦

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猛暑と電気代の高騰にうんざりしていませんか?
屋根からの熱でエアコンが効かない、毎日の水やりが面倒、庭の植物もすぐにぐったり……。

そんなあなたに朗報です。スマートプラグと電磁弁を組み合わせるだけで、自動散水システムが簡単に構築可能!屋根や庭に水を効率よく撒くことで、エアコン効率アップ&水道代節約という一石二鳥の効果が期待できます。しかも必要な道具はほんの数点、設定もスマホでOK。
「思ったよりカンタン!」と感じるはずの、DIY初心者にもやさしい節約テクニックをご紹介します。

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格安スマート散水システムで猛暑とエネルギーコストに打ち勝つ!

夏の暑さが年々厳しくなる中、エアコンの電気代は家計の大きな負担になっています。

そこで今回は、通販で手に入る主な3つの製品を組み合わせるだけで、誰でも簡単に作れる「スマート自動散水システム」をご紹介します。

このシステムを使えば、屋根の温度を下げてエアコンの効率を高めたり、ガーデニングの水やりを自動化したりと、様々な用途に活用できます。実際に筆者が組んでるシステムで記載します、システムと言ってもスマホでポチポチするだけのシステムです。

システム概要

■特徴とメリット

  1. スマート制御
  • スマートフォンから遠隔操作可能
  • 最大32個のスケジュール設定
  • 雨天時は簡単にOFF操作
  1. 節約効果
  • 気化熱による室温低下でエアコン効率アップ
  • ミストシャワーで水量を最適化
  • 電気代と水道代のバランスが取れた運用が可能

必要な機材(リンク付き)

実際に購入した製品で説明します、金額はセールなどで変動しますので実際に購入した時の金額を紹介します。
組み合わせるスマートスイッチなどは似たよう物も多いですがメーカーは合わせましょう、制御や管理が楽になります。

以下の他に水道から引くホースが必要ですが、自宅にあるホースリールを使えますので記載していません、また必要に応じてホースジョイントなどは別途購入して下さい。

1.Tapo P110M スマートプラグ(2個セット)

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  • 約2,020円
  • 特徴: Matter対応、電力モニタリング機能付き、最大32スケジュール設定可能

2.電磁弁散水ツール

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  • 価格: 約3,475円
  • 特徴: 電源ON時に通水、OFF時に止水するタイプ(逆もあります)
  • 電圧:100V仕様、他に12Vや24Vもあるので間違いない様に

3.ミストシャワー散水セット(20個ノズル・20m)

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  • 価格: 約3,135円
  • 特徴: 細かいミスト状の散水で効率的に冷却効果を発揮

4.その他(※既存で可)

  • WiFi
  • スマートフォン
  • 水道ホース

システムの仕組みと設置方法

このシステムの基本的な仕組みはシンプルです。水道からの水圧を電磁弁で制御し、スマートプラグで電磁弁のON/OFFを操作します。さらに、ミストノズルを使うことで効率的な冷却と節水を実現しています。

設置手順

  1. 電磁弁を水道に接続
    • 水道の蛇口から電磁弁への接続を行います
    • 電磁弁の出力側にホースを接続し、ミストシャワーへと繋げます
  2. スマートプラグの設定
    • 電磁弁の電源プラグをスマートプラグに接続
    • スマートフォンのTapoアプリでスマートプラグを設定
    • 散水したい時間帯にONになるようスケジュールを設定
  3. ミストノズルの設置
    • 冷却したい屋根の周囲や植物の近くにノズルを配置
    • 水の到達範囲や霧の広がりを考慮して設置位置を調整

スマートプラグを2つ使う理由と活用法

なぜスマートプラグを2つ使うのか?その理由は「柔軟な制御」にあります。

1つ目のスマートプラグでは通常の散水スケジュールを設定します。例えば「毎日午前10時にON、午前10時15分にOFF」「午後2時のON、午後2時10分にOFF」など、複数のタイムスケジュールを組むことができます。※1つの動作で1プログラムです、「ON/OFF」で2プログラムを使います。

【DIY】1万円で作る!スマート散水システムで真夏の電気代節約作戦

バルブ(マスター)→スケジュール(散水タイマー)→ACアダプター。
この様に接続しています。
※ボックスで埃などを防止してますので散らかってるのはご了承ください。

2つ目のスマートプラグは「マスタースイッチ」として使用します。雨の日や湿度の高い日など、散水が不要な場合は、このマスタースイッチをOFFにするだけで全てのスケジュールを一時停止できます。これにより、一つ一つのスケジュールを変更する手間が省けるのです。

もちろん、シンプルな使い方であれば1つのスマートプラグでも十分対応可能です。設定できるスケジュールは最大32個なので、かなり柔軟な運用ができます。下記の実際の設定を画像で載せました。

【DIY】1万円で作る!スマート散水システムで真夏の電気代節約作戦
マスター(スマートプラグ)
【DIY】1万円で作る!スマート散水システムで真夏の電気代節約作戦
散水スケジュール(スマートプラグ)

上記の画像はマスターではスライドでOFFにしています、散水スケジュールではON/OFFを管理しています、スマートプラグ一つでは雨の日などは全てのスライドをOFFにする必要があります。

実際の効果と経済性

冷却効果: ミストノズルから噴霧される水が気化する際に周囲の熱を奪う「気化熱」の原理を利用しています。屋根に直接水をかけるよりも効率的に温度を下げられるため、室内温度の上昇を抑制できます。実際に屋根の表面温度は10℃以上下がることも珍しくありません。

電気代削減効果: 屋根の温度が下がることで室内への熱の侵入が減少し、エアコンの負荷が軽減されます。特に日中の最も暑い時間帯に散水することで、エアコンの電力消費を5〜15%程度削減できるケースもあります。

水道代とのバランス: 散水による水道代の増加とエアコンの電気代削減のバランスが重要です。ミストノズルを使用することで水の使用量を最小限に抑えつつ、効果的な冷却が可能です。地域の水道料金体系や使用時間によって最適な設定は異なりますので、少しずつ調整していくことをおすすめします。

注意点とメンテナンス

設置場所の電源確保

【DIY】1万円で作る!スマート散水システムで真夏の電気代節約作戦

電磁弁の近くに防水対応の電源が必要です。屋外で使用する場合は防水コンセントや防水ケースの使用を検討してください。

この箱の中に穴を開けて設置しています。
下に見える白い物体は漏水センサーです、劣化や圧力で水漏れすると漏電する為漏水の際は電源が切れない様にしています。

JEJアステージ(JEJ Astage) 収納ボックス【DIY】1万円で作る!スマート散水システムで真夏の電気代節約作戦
【DIY】1万円で作る!スマート散水システムで真夏の電気代節約作戦

水漏れ対策: 接続部分からの水漏れがないか定期的に確認しましょう。ガーデニングで設置した方は冬場は凍結による破損に注意が必要です。
スマートハブ (Tapo H100【DIY】1万円で作る!スマート散水システムで真夏の電気代節約作戦)と水漏れセンサー(Tapo T300【DIY】1万円で作る!スマート散水システムで真夏の電気代節約作戦)を組み合わせて漏水の際にはアラームと同時にスマートスイッチを止める事も出来ます。(漏水センサーは単独で使えませんスマートハブが必須です)上記の箱の写真で設置しています。

エアコン室外機への直接散水は避ける: エアコンの室外機は上からの雨にはある程度想定して設計されていますが、横や下からの水には弱い場合があります。室外機をどうしても冷やしたい場合には室外機に直接散水するのではなく、室外機の周囲の壁などに散水して周辺温度を下げる方法が安全です。
日陰を作るの方が散水より効果は簡単にありそうです、その際は空気の通り道は塞がない様に。

ノズルの目詰まり: 地域の水質によってはノズルが詰まることがあります。定期的な清掃や交換を計画しておきましょう。

まとめ:コスパ抜群のスマートホーム化

この自動散水システムの魅力は、なんといってもそのコストパフォーマンスの高さです。高価な専用システムを導入せずとも、Amazonで手に入る製品を組み合わせるだけで、スマートフォンから制御できる本格的な散水システムが完成します。

電気代の削減、ガーデニングの手間軽減、そして何よりDIYの楽しさを味わえるこのシステム。再現性が高いのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょう!?

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