6月2日は 【A2牛乳の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

北海道富良野市に本部を置く一般社団法人日本A2ミルク協会が制定。同協会は、A2牛乳の品質と安全性を守るための基準づくりや認証活動、さらにA2牛乳に関する正しい情報の発信を通じて、生産者と消費者の双方を支える活動を展開している。
2026年(令和8年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

A2牛乳とは何か

牛乳に含まれる乳たんぱくの主要成分のひとつに「β-カゼイン」がある。β-カゼインには遺伝的にA1型とA2型の2つのタイプが存在し、一般に流通している牛乳の多くはA1型とA2型が混在したものである。これに対し、A2牛乳とは、β-カゼインがA2型のみで構成された牛乳のことを指す。

A1型とA2型はアミノ酸配列のわずか1か所が異なるだけだが、体内での消化過程に違いが生じるとされている。A1型のβ-カゼインは消化の過程で「BCM-7(β-カソモルフィン-7)」と呼ばれるペプチドを生成しやすい一方、A2型はこのBCM-7をほとんど生成しないことが複数の研究で報告されている。この違いが、牛乳を飲んだあとに感じるおなかのゴロゴロ感や不快感の軽減につながる可能性があるとして、世界的に注目が高まっている。

A2牛乳を生産するためには、β-カゼインの遺伝子型がA2A2である乳牛を特定し、その牛からのみ搾乳する必要がある。日本A2ミルク協会では、DNA検査による遺伝子型の確認と認証を行い、品質管理の徹底を図っている。こうした取り組みの背景には、「牛乳が体に合わない」と感じて牛乳を敬遠してきた人々にも、安心して手に取ってもらえる選択肢を届けたいという強い想いがある。


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目的

この記念日には、A2牛乳という新しいカテゴリーの存在と、その生産に情熱を注ぐ酪農家たちの姿を広く社会に知ってもらうという願いが込められている。牛乳を飲みたくても体質的にためらっていた人々に「もうひとつの牛乳」という選択肢を届けること、そしてA2牛乳の生産に挑む酪農家たちの努力に光を当てること——記念日の制定には、そうした二つの想いが重なっている。

日付の理由

日付は6月2日。A2牛乳の「2」にちなんだ設定であり、さらに「牛乳の日」(6月1日)の翌日とすることで、牛乳に関心が高まるタイミングに続けて想起してもらえるようにしている。
牛乳の日」と隣り合わせにすることで、“いつもの牛乳”に加えて“もうひとつの選択肢”としてA2牛乳を自然に思い出してもらいたい——そんな願いが込められている。

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