彼岸の入りは 【家族と終活を話し合う日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

長年にわたり仏壇・仏具の販売、葬儀や墓地の運営、終活のサポートを提供してきた企業の株式会社ニチリョク(設立:1966年(昭和41年)12月22日)が制定。
2024年9月10日、一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

終活とは、人生の終わりに向けた準備を意味し、主に葬儀や墓地の選定、生前整理、遺言書の作成などが含まれます。このプロセスは、個人だけでなく、家族や大切な人たちに対しても深い影響を与えるため、終活の内容を自分一人で抱え込むのではなく、共有して話し合うことが推奨されています。


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記念日の目的は、そうした大切な対話を促進することにあります。特に、家族や友人が集まる機会の多い「彼岸の入りの日」が選ばれたのは、この時期が、この世とあの世が最も近くなると伝えられ、お墓参りを通じて先祖とのつながりを感じることができるからです。春と秋の彼岸は、自然と家族が集まり、人生や死についても話しやすい雰囲気が生まれます。この日を契機に、人生の最後をどう迎えたいか、どのように準備を進めたいかを家族で話し合う時間を持つことが期待されています。

さらに、終活は単に自身のためだけではなく、残された家族の負担を軽減する目的も含まれています。葬儀や遺品整理といった事柄が事前に整理されていることで、家族がその後の手続きをスムーズに進められるようにし、精神的・経済的な負担を和らげることができます。また、終活は、自分の人生を見つめ直し、最後の時間をどう過ごすかを考える機会でもあります。こうしたプロセスは、より充実した日々を送るための指針にもなるでしょう。

日付は、春と秋の「彼岸の入りの日」としたもの。

  • 2024年 3月17日・9月19日
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