8月28日は 【従業員オーナーシップの日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

米国の非営利団体「Ownership Works(オーナーシップ・ワークス)」が日本初の海外拠点として設立した一般社団法人オーナーシップ・ワークス・ジャパンが制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

「従業員オーナーシップの日」は、従業員が単なる労働者としてではなく、会社の「オーナー」としての意識と誇りを持って働くことの価値を社会に広く認知させることを目的としています。
従業員オーナーシップとは、従業員が仕事や役割について当事者意識を持ち、主体的かつ責任感をもって取り組む姿勢やマインドを指します。

企業が従業員に株式報酬や持分を与えることで、経営者と従業員が「同じ船に乗る」環境を作り出し、会社の成功が従業員の経済的成功にも直結する仕組みを構築します。これにより、従業員のエンゲージメントが高まり、イノベーションが促進され、企業の生産性と競争力が向上するという好循環が生まれます。

実践するキャリアオーナーシップ

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さらに、この取り組みは日本社会が直面している重要な課題である賃金停滞や格差拡大に対する解決策としても期待されています。従業員が会社の成長による経済的恩恵を直接受けられる仕組みを普及させることで、中間層の資産形成を促進し、持続可能な経済成長への貢献を目指しています。

従来の日本型経営の良さを活かしながらも、新たな資本主義のあり方として、企業の成功を社会全体で共有する仕組みを構築することを目指しています。米国をはじめとする海外では、従業員持株制度や株式報酬制度が広く普及し、企業価値の向上と従業員の富の創出に大きく貢献してきた実績があります。日本においても、この「従業員オーナーシップ」という概念を広めることで、企業の持続的成長と従業員の経済的福祉の両立を実現する社会を創出することが期待されています。

日付は「従業員オーナーシップ」による無限(∞)の力が企業価値を無限(∞)に向上させるという大きな期待を込めた「∞ to ∞(インフィニティ・トゥ・インフィニティ)」というコンセプトに基づいている。数字の「828」を横にすると、まるで二つの無限大記号(∞)が並んでいるように見えることから、8月28日を記念日としたもの。
従業員の可能性も、企業の成長も、ともに無限大であるという前向きなメッセージが込められた日付となっている。

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