5月10日は 【コンポストをたのしむ日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

福岡県福岡市に本社を置き、都会のベランダにも置けるバッグ型コンポストの開発・普及を進め、生ごみを資源へと循環させる暮らしを提案している、コンポストの製造・販売などを手がけるローカルフードサイクリング株式会社が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

コンポストとは、生ごみや落ち葉、剪定枝などの有機物を微生物の力で分解し、栄養豊かな堆肥へと変える容器のことです。この自然の仕組みを活用した取り組みは、近年の環境意識の高まりとともに注目を集めています。

日本では年間約2,000万トンもの食品廃棄物が発生しており、そのうち9割以上が焼却処分されています。こうした現状を変えるため、同社は都会でも取り入れやすい革新的なバッグ型コンポスト「LFCコンポストセット」を開発しました。


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このコンポストはベランダなど限られたスペースでも手軽に設置でき、生ごみを堆肥に変えることができます。その堆肥で野菜やハーブを育て、収穫して食べ、また新たに出た生ごみを堆肥化する――。この自然な循環を暮らしの中で楽しむことができるのが特徴です。

本記念日は、このような「生ごみを資源に変え、暮らしの中で循環させる」という持続可能なライフスタイルを広め、食品廃棄物削減や環境負荷軽減への意識を高めることを目的としています。

日付は「コ(5)ンポスト(10)」の語呂合わせから5月10日に設定。5月30日の「ゴミゼロ(530)の日」の前に位置付けることで、生ごみを資源として捉え直すきっかけを提供します。環境負荷の低減だけでなく、土づくりから始める家庭菜園の楽しさや、食の循環への理解を深める機会としても注目して欲しいとの願いが込められている。

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