発酵性食物繊維の大切さを広め、健康的な食生活を支援することを目的とする一般社団法人発酵性食物繊維普及プロジェクト(設立:2025年2月12日)が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
発酵性食物繊維は、腸内細菌の重要な栄養源となる特別な食物繊維です。腸内細菌が穀類や根菜類果物類などの食材に多く含まれ、腸内細菌がこれを発酵することで、善玉菌などが腸内代謝物が生成されます。これらの代謝物は、腸内環境の改善だけでなく、免疫力の向上、生活習慣病の予防、さらには心の健康維持にまで幅広い効果があることが研究で明らかになってきています。
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残念ながら、現代の日本人の食生活では発酵性食物繊維の摂取量が不足しています。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では成人の食物繊維摂取目標量を1日当たり25g以上としていますが、実際の平均摂取量はこれを下回っています。特に若い世代や忙しい現代人ほど不足しがちです。
記念日を通して私たちの健康な暮らしに欠かせない発酵性食物繊維の重要性を伝え、日々の食生活での意識的な摂取を促進することを目的としています。
日付は、繊維が英語でfiberの「ファ(5)イ(1)バー(8)」の語呂合わせから5月18日を記念日としたもの。