9.19いけんの日は、2015年9月19日に参議院本会議で自由民主党、公明党などの賛成多数で可決された安全保障関連法案を記念する日です。
安全保障関連法案とは?
安全保障関連法案は、自衛隊が海外で武力行使を行うことができるようにする法律です。この法律が可決されたことで、自衛隊はこれまで制限されていた領域で武力行使を行うことが可能になりました。
9.19いけんの日の由来。
安全保障関連法案が可決された当日は、法案の内容が憲法違反ではないかとの声が多くありました。また、法案に賛成の人も反対の人も、自分の考えとは異なる意見を聞き合う機会となりました。
こうしたことから、安全保障関連法案の可決は、日本の未来にとって大きな転換点になると考えられています。その日のことを忘れないように、記念日として伝えていこうという声を受けて、9.19いけんの日が制定されました。
日付は9月19日は法案が可決した日であり、「いけんの日」の「いけん」は、法案を「違憲」とする声と、自ら自分の「意見」を持つことの大切さ、法案に賛成・反対の意見も異なる「異見」を聞くことの意義などを表現している。
また、安全保障はその運用を間違うと戦争にもつながりかねないとの観点から(平和への思いを忘れない日)を付記した。