1969年11月21日にインターネットの原形であるARPANETの実験が始まったことに由来。
ARPANET(アーパネット、Advanced Research Projects Agency NETwork)は通信の途中でデータを分割して送信するパケット通信という技術を用いてコンピュータ同士をつなぐネットワークの事。
この日、アメリカ国防総省のARPA(高等研究計画局)が、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とスタンフォード研究所のIMP(Interface Message Processor)間で、ARPANETの恒久的リンクを確立しました。
スポンサーリンクこのリンクの確立により、UCLAとスタンフォード研究所のコンピュータは、相互に通信ができるようになりました。これは、インターネットの誕生を示す重要な出来事であり、世界中の人々の生活を変える大きな転機となりました。
11月21日は、ARPANETの誕生日であると同時に、「LOアタック」と呼ばれる有名な事件が起きた日でもあります。
「LOアタック」とは、ARPANETの初回接続の際に、UCLAのコンピュータからスタンフォード研究所のコンピュータに「LOGIN」という文字列を送信しようとした際に、通信エラーが発生し、文字の「LO」しか送信できなかったという事件です。ARPANETの最初のメッセージは「LO」となっています。