宮城県仙台市に本部を置く、国立大学法人・東北大学(創立:1907年6月22日)が制定。
明治末頃の日本の大学は旧制高校を卒業した男子学生のための学校であり、正規の学生の身分で女性が大学に入学することは考えられなかった。
しかし、理念のひとつに「門戸開放」を掲げた創立間もない東北帝国大学(現・東北大学)は独自の判断で3人の女性の入学を許可し、1913年(大正2年)8月21日付の官報で発表。ここに日本初の「女子大生」が誕生した。
スポンサーリンクこれにより、女性がより高度な知識やスキルを身につけることができるようになり、将来のキャリアや社会的な活動においてもより多様な選択肢が生まれました。
この出来事は当時の大学教育において画期的な出来事であり、女性の大学進学の可能性を広げるきっかけとなりました。東北帝国大学の「門戸開放」の理念は、後の時代における女性の教育機会の拡大にも影響を与えました。
尚、一般には8月16日とされることの多い「女子大生の日」だが、これは東京朝日新聞の先行記事が出た日であり、正式には官報発表の8月21日。