文久元年(1861年)大阪府大阪市に本社を置き、数珠の製造、販売を手がける老舗の株式会社山田念珠堂が制定。
2024年一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
日本の伝統的な祈りの文化を広く知ってもらい、数珠に込められた思いとその重要性を再認識する機会として設けられています。
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数珠を用いて手を合わせる場、例えば法事や追悼の場では、さまざまな人が集い、祈りを捧げます。その瞬間こそ、人と人との絆が深まり、過去の先祖、現在の私たち、そして未来の子孫へと、目には見えない「人の和」や「人の輪」が脈々とつながっていくのです。この記念日は、数珠というシンボルを通して、こうした大切な絆や縁を未来へと紡ぐことを目的としています。
数珠がただの道具ではなく、祈りや人と人をつなぐ象徴としての意味を持つことを再確認し、祈り文化への理解と関心をより一層高めることが期待されています。
日付は数珠=「じゅ(10)ず(10)」の語呂合わせからと、10・10・を「0=わ」と見立て、「和(わ)」と「輪(わ)」の音にかけて10月10日に。