9月27日は 【黄ぶなの日】制定の日付の意味と内容・目的とは?

宇都宮の歴史・民話・文化財をもっと知ってもらえるよう推進している、栃木県宇都宮市の黄ぶな推進協議会が制定。公式SNS:Instagram Twitter
2023年一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

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「黄ぶな」とは、栃木県宇都宮市に江戸時代から伝わる郷土玩具の事。
ふっくらとして可愛らしい胴体が黄色い鮒の形の張り子人形で、赤い顔には厄除けや疫病退散の意味があり正月に玄関や神棚に祀られる。

諸説あるが、宇都宮市には昔「天然痘が流行った時に、黄色いフナ(黄ブナ)が市中心部の田川で釣れ、病人がその身を食べたところ治癒した」という説があり、黄ブナを食べた人が病気にならなかった為に縁起物とされた。

「黄ぶな」を通してより多くの人に宇都宮の文化や風習、民話や文化財などに関心を持ってもらうとともに、商店や街の活性化にも役立ててもらうのが目的。
さまざまな「黄ぶな」にまつわる商品なども開発している。

新型コロナウイルス感染症の日本での流行を受け、宇都宮市では玄関先にきぶなを吊るして無病息災を祈願する人や、きぶなグッズを買い求める人、SNSで「黄ぶな運動」を展開する人が多く見られた。

日付は9と27で「き(9)ぶ(2)な(7)」と読む語呂合わせから9月27日に。


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