11月1日からは 【生命保険の月】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

1898年(明治31年)に設立された「生命保険会社談話会」を前身とし、国民の生活向上を目的とした事業を展開している一般社団法人生命保険協会(設立:1908年(明治41年)12月7日)が1947年(昭和22年)に制定。

制定された背景には、第2次世界大戦の影響で、日本の生命保険業界は壊滅的な状況に陥っていました。連合国総司令部(GHQ)の保険担当官は、業界の立て直しを助けるために、生命保険協会に対して生命保険の奨励運動を提案しました。この提案を受けて、生命保険協会は「生命保険の思想を広く普及する目的」として、11月を『生命保険月』に定めたのです。

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しかし、なぜ11月が選ばれたのでしょうか。それには戦後日本の農業背景が大きく関係しています。1947年当時、日本の主要産業は農業であり、多くの生命保険契約は年払いの形式をとっていました。年末に向けて、米農家が供出米の代金を手にする11月は、農家にとってはまとまった収入が得られる時期。そこで、生命保険業界はこのタイミングに合わせて一斉に新契約の募集をかけることで、業界の復興を加速させようと計画したのです。

生命保険協会は、この時期に生命保険の大切さを伝え、家族の未来を守る安心を提供しようと考えました。『生命保険月』は、生命保険の意義を広く知ってもらい、より多くの人々が生命保険に加入することを目的としています。

『生命保険月』は11月1日11月30日まで。※このホームページでは初日だけを載せています。

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