2004年（平成16年）10月23日午後5時56分、新潟県中越地方をマグニチュード6.8、最大震度7の直下型地震が襲いました。小千谷市を含む中越地域では、この震災を教訓として後世に伝え、防災意識の向上を図り、復興への歩みを振り返り、災害に強いまちづくりの重要性を再認識する機会として小千谷市が制定しました。
スポンサーリンク
きっかけは、死者68名、負傷者4,814名を出し、住家全壊3,174棟、半壊13,810棟という甚大な被害を生んだあの地震そのもの。新潟県小千谷市をはじめとする被災地では、この日を起点に復興の歩みが始まりました。
山間部の集落が孤立し、土砂崩れや河川氾濫が相次いだ中、住民の互助精神と全国からの支援が光りました。小千谷市では震災直後、炊き出しや仮設住宅の建設が急ピッチで進められ、コミュニティの絆が再確認されたのです。
この記念日は、単なる追悼ではなく、地震大国日本における備えの象徴としている。