オンラインを通じて、富士山の魅力を多角的に共有し発信する取り組みとして全国一斉に富士山の見え具合をネット上で報告し合うなど、富士山をテーマとした活動を活発に行っているパソコン通信上の内のフォーラム「山の展望と地図のフォーラム(FYAMAP)」が制定。1996年1月1日宣言。
FYAMAPは、全国各地からインターネットを通じてリアルタイムで富士山の見え具合を報告し合うという、当時としては先進的な取り組みを実施。この活動は、日本の象徴である富士山への関心を高め、その文化的・自然的価値を再認識する機会を提供してきました。
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日付は2と23で「富（ふ）」「士（じ）「山（さん）」と読む語呂合わせと、この寒冷な季節で空気が澄み、富士山の勇姿が最も美しく望める時期とされていることから2月23日に。
この取り組みは後に地方自治体にも波及し、2001年（平成13年）12月に山梨県南都留郡河口湖町（→富士河口湖町）が同様の宣言を行い、2009年（平成21年）には静岡県が県条例として正式に制定。現在では、富士山周辺地域を中心に、環境保全活動や文化イベント、教育プログラムなど、多様な取り組みが展開されています。