6月1日は 【内部通報制度を考える日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

企業の連絡業務代行や情報提供を行い、不正通報や健康相談などの窓口を運営、日本初の民間における内部通報制度の外部窓口を開始したダイヤル・サービス株式会社(設立:1969年(昭和44年)5月1日)が制定。
2025年一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

内部通報制度の重要性は年々高まっています。消費者庁の調査によると、企業の不祥事が内部通報によって発覚する割合は全体の7割にも上ります。この数字は、内部通報制度が企業の健全な運営と社会的信頼の維持に欠かせない存在であることを示しています。

記念日の目的は、この制度の重要性を啓蒙し、社会に広く浸透させることです。

内部告発の時代

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内部通報制度は、企業の不正を防止し、働きやすい職場環境を作るための重要なツールです。社員一人ひとりが、不正や違法行為を見逃さず、勇気を持って通報することが求められます。同時に、企業は内部通報を歓迎し、通報者を保護する姿勢を明確に示すことが必要です。

「内部通報制度を考える日」を通じて、企業と社員が一丸となって、透明性の高い組織文化を築いていくことが期待されます。この記念日が、企業の健全な発展と社会的責任の実現に寄与し、より良い社会の構築に貢献することを願っています。

日付は改正公益通報者保護法が施行された日、2022年(令和4年)6月1日に由来しています。この法改正により、通報者保護の枠組みがさらに強化され、通報者が安心して声を上げられる環境が整えられました。加えて、この時期は新事業年度から少し時間が経過し、職場の問題が表面化しやすい時期とされています。また、学生の就職活動期においてもハラスメントなどの問題が顕在化しやすい時期でもあります。

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