6月22日は 【沖縄アマチュア無線の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

1961年(昭和36年)6月22日(木)、沖縄のアマチュア無線史に新たな1ページが刻まれました。那覇市在住の石橋 勇氏(コールサイン:KR8AB)が、沖縄で初めてアマチュア無線局の工事落成検査に合格し、正式な運用を開始したのです

石橋氏の先駆的な努力は、その後の沖縄のアマチュア無線家たちに大きな励みとなり、多くの人々がこの新しい通信手段に魅了されていきました。一般社団法人日本アマチュア無線連盟 (JARL)沖縄県支部は、この記念すべき日を「沖縄アマチュア無線の日」として制定し、毎年6月22日には特別なイベントや記念局の運用を行っています。


スポンサーリンク

この伝統は、アマチュア無線の技術的進歩を祝うとともに、沖縄の独特な文化や歴史を世界に発信する機会としても重要な役割を果たしています。

石橋氏のKR8ABという特徴的なコールサインは、当時の沖縄の特殊な政治状況を反映しています。米国の統治下にあった沖縄では、日本本土とは異なるプレフィックスが使用されていたのです。このコールサインは、沖縄の複雑な戦後史を物語る貴重な証言でもあります。(本土は”JA”や”JS”でした。)

タイトルとURLをコピーしました