1966年（昭和41年）6月26日、東京都八王子市の高尾山で日本初のオリエンテーリング大会が開催されました。当時、スウェーデンからもたらされたこの新しいアウトドアスポーツは、「地図とコンパスを使って、自然の中で自分の判断で道を選び、チェックポイントを探し出す」という画期的な競技でした。
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標高599メートルの高尾山は、年間約250万人～300万人が訪れる登山者数が世界一とも言われる人気の観光地であり、豊かな自然と整備された登山道を有していたことから、日本初のオリエンテーリング会場として選ばれました。
この大会を契機に、日本でもオリエンテーリングは徐々に普及し、現在では競技スポーツとしてだけでなく、自然を楽しみながら心身をリフレッシュできるレクリエーションとしても親しまれています。