1996年に8月10日リードオルガンの演奏家、愛好家、研究者、修復専門家で構成され創立、静岡県浜松市に事務所を置く日本リードオルガン協会が制定。
リードオルガンとは足踏み式の“ふいご”が風力源となりペダルを踏むことで風を送り、手鍵盤を押すことによってフリー・リードに風を送りリードを振動させて音を奏でるオルガンのこと。
明治期に学校などに導入され、西洋音楽の音階(ドレミファソラシド)を日本人に浸透させる礎となった。
制定目的は、現在では歴史的にも台数的にも希少となっているリードオルガンの歴史的価値と豊かな響きを多くの方に知ってもらい製品の良さと、その存在意義を高めることが記念日の目的。
日付は、標準サイズのリードオルガンの鍵盤数が61鍵であることから6月1日としたもの。
また、毎年この時期に大会を開催し、リードオルガンへの理解を深める活動を継続していることもその理由のひとつ。