11月16日は 【録音文化の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

録音、 録画、 情報処理用の記録メディアの製造事業を営む法人を会員として、昭和28年 (1953年) 10月に 「磁気録音テープ工業会」 として設立、平成22年11月に移行した「日本記録メディア工業会」が制定しております。
※日本記録メディア工業会は平成25年3月31日をもって解散し清算されています。

1878年(明治11年)11月16日、外国人教師として招聘されていたイギリス人ジェームズ・ユーイング氏が、蓄音機を使った日本初の録音・再生の実験を行ったことにちなんでいます。
ユーイング氏は、東京大学(当時の東京帝国大学)で教鞭を執っていた優れた教育者であり、西洋の最新技術を日本に紹介することに情熱を注いでいました。そんな彼が、当時まだ日本で知られていなかった蓄音機を用いて、音声の記録と再生に成功したのです。この実験は、東京大学内で行われ、学生や関係者を驚かせました。


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当時の日本において、蓄音機はまさに最新鋭の技術であり、その音を再生する瞬間は魔法のようでした。周囲の人々は、金属製の針が円盤をなぞるたびに、空気中に広がる音に耳を傾け、驚きと感動を隠しきれませんでした。この画期的な実験は、その後の日本における音楽文化や録音技術の発展の契機となり、多くのメディアが誕生する礎となったのです。

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