設立2023年(令和5年)5月24日の出版物やデジタルコンテンツにふりがな(ルビ)を適切に活用・普及させることで、すべての人が学びやすく、多文化が共生できる社会の実現を目指し、国語力や知的好奇心、思考力の向上を促し、外国人や障害のある人を含めた誰もが暮らしやすい社会づくりに貢献することを目的としてる一般財団法人ルビ財団が制定。※制定者の上にひらがなが付いているのが(ルビ)です。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
私たちの身近にあるルビ(ふりがな)は、文字の読み方を示す重要な補助ツールです。特に日本語は漢字かな混じり文で表記されるため、年齢や学習段階、言語背景によって読解に差が生じやすい特徴があります。
ルビは、子どもたちの学習支援だけでなく、高齢者の読書支援、外国人居住者の日本語習得、そして視覚障害者の音声読み上げソフト活用など、幅広い場面で活躍しています。同財団は、教育現場での効果的なルビ活用や、出版物におけるルビ表記の標準化、行政文書での適切なルビ付与など、社会全体でのルビ活用推進を目指しています。
また、デジタル時代における新しいルビの可能性も追求しており、ウェブサイトやデジタル教材での活用方法の研究も進めています。このように、ルビは文字の読み方を示すだけでなく、誰もが情報にアクセスしやすい、インクルーシブな社会を実現するための重要なツールとして注目されています。
ルビを文字を読むための大切なツールとしての重要性を広め、誰もが読みやすい環境を整えるのが目的。
日付は「ル(6)ビ(2)」と読む語呂合わせから6月2日を記念日に。