1823年8月24日にラグビーが誕生したとされることを記念して制定されました。その舞台となったのは、イングランドのパブリックスクール「ラグビー校」で、一人の少年の”反則”から、現代に続く新しいスポーツが誕生しました。
伝説によれば、サッカーの試合中、ウィリアム・ウェッブ・エリスという16歳の少年が、ボールを手で持って走り出したことがきっかけとされています。当時のサッカーではボールを手で扱うことは禁止されていましたが、この”反則プレー”が新しいスポーツの誕生につながったのです。(※諸説あり)
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現在、ラグビーは「ノーサイド」の精神に代表される独自のスポーツマンシップを育み、世界200以上の国と地域で愛されるグローバルスポーツへと成長しました。
日本においても「ラグビーの日」は、この競技の歴史を振り返り、その魅力を再発見する機会となっています。2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップの成功以降、ラグビーの認知度と人気は大きく高まりました。「ONE TEAM」のスローガンが社会現象となり、日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」の活躍は多くの人々に感動を与えました。
ラグビーの日を機に、ボールを持って走る、パスする、タックルするという単純な行為から生まれた、この奥深いスポーツの精神と歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
※ちなみにラグビーワールドカップの優勝トロフィーは「ウェッブ・エリスカップ」と名付けられています。