11月17日は 【島原防災の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

1990年(平成2年)11月17日のこの日、長崎県島原市、雲仙普賢岳が約200年ぶりに噴火したことにちなむ。
翌1991年(平成3年)2月12日に再噴火、数回の噴火を伴い6月3日の15時30分以降小・中規模の火砕流が頻発して、続く16時8分に大規模な火砕流が発生した、避難をするために準備をしていたが、視界も悪くほぼ逃げる事が出来ず、戦後初の大規模な火山災害を受けた。

火砕流による多数の犠牲者が発生したのは、その危険性について当時、充分な認識が広まっていなかったことが背景にある。火砕流は、高温の火山灰や軽石、岩石などが混じり合って流れ下る現象で、時速数百キロメートルの速度で流下し、あらゆるものを押し流す。

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逃げる事が出来なかった為に、被害を受けた車や標識など、また映像を復元できたフィルムと共に溶けたカメラが雲仙岳災害記念館(島原市)に展示されている。
被害の大きさを物語る展示がされてます。

雲仙・普賢岳の噴火は、私たちに火山災害の恐ろしさと、防災の大切さを教えてくれる。この日を機に、改めて火山災害への備えについて考えたい。

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