8月11日は 【スティールパンの日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

神奈川県横浜市に本社を置き、世界中の様々な楽器を取り扱う野中貿易株式会社が制定。
2025年(令和7年)5月1日に一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

スティールパンは、石油ドラム缶を叩いて凹ませ、丁寧に調律することで生み出される独特の楽器です。一見シンプルな外観からは想像できないほど豊かで透明感のある音色を奏で、その美しい響きは聴く人の心を魅了します。奏者がマレットと呼ばれる特殊な太鼓バチで叩くと、まるで水面に小石を投げ入れたときのような波紋のような音が広がります。


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スティールパンは単なる楽器ではなく、トリニダード・トバゴの豊かな文化と歴史が息づく芸術品でもあります。植民地時代の苦難を乗り越え、禁止されていたアフリカの太鼓の代わりに生まれたこの楽器は、まさに創造性と不屈の精神の象徴と言えるでしょう。

同社は、カリブ海の島国トリニダード・トバゴで生まれた打楽器「スティールパン」について、楽器そのものの魅力や、それに込められた文化的な背景をより多くの人に知ってもらうことです。国連が定めた「世界スティールパン・デー(World Steelpan Day)」を通じて、日本の音楽ファンにもその魅力を伝え、日本国内でもこの日をお祝いすることが目的。

日付はトリニダード・トバゴでこの楽器を最初に調律したWINSTON SIMON(ウィンストン・サイモン)氏の誕生日にちなんで8月11日を記念日に。、国連が制定した「世界スティールパン・デー」とも一致しており、国際的にも認められた記念日となっています。

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