10月3日は 【糖鎖の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

名古屋大学と岐阜大学が合同で、東海国立大学機構の下に設立された糖鎖生命コア研究所が制定、この研究所は世界トップクラスの糖鎖研究を担う国際研究機関として設立されました。この研究所は、生命の基盤となる糖鎖(とうさ)に関する研究の推進と、その知識の普及を目指して日々活動しています。
2024年一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

「糖鎖」とは、私たちの体内に存在する全ての細胞の表面を覆う、非常に重要な生体物質の一つです。この糖鎖は、私たちの生命活動において不可欠な役割を果たしており、DNAやRNAのような核酸、そしてタンパク質に次ぐ「第三の生命の鎖」として位置づけられています。糖鎖は、細胞同士のコミュニケーションを助け、免疫反応を調整し、さらには細胞の成長や分化を司るといった多岐にわたる機能を持っています。特に、ウイルスや病原体から細胞を守る働きは、近年の医療や感染症対策の分野で注目を集めています。


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この記念日には、糖鎖の重要性を広く啓発し、研究のさらなる発展を促進する狙いがあります。糖鎖研究は、がんや糖尿病などの重大な疾患の治療法開発においても欠かせない分野として注目されており、未来の医療にとって極めて重要な役割を果たすと期待されています。

この日を通じて、研究者のみならず、一般の人々にも糖鎖に関する理解を深めてもらい、健康や医療分野における糖鎖の可能性を共に考えるきっかけにしていくを目的としています。

日付は「糖(10)鎖(3)」と読む語呂合わせから10月3日に。

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