9月12日は 【とっとり県民の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

鳥取県が1998年に制定。1881年(明治14年)9月12日のこの日に島根県から分離して鳥取県を再設置したことが由来。

1876年(明治9年)の行政区画再編によって、鳥取県が島根県に編入されたという経緯がありました。しかし、地域の住民たちの強い要望と、地元経済や文化の発展を促進するための必要性が再び見直され、5年後の1881年に鳥取県が復活したのです。

鳥取県の再設置は、県としての独立したアイデンティティを取り戻した象徴的な出来事であり、その日を祝うことで地域の歴史と文化を再確認し、県民の誇りを新たにしています。再設置から140年以上が経った現在も、鳥取県は日本海に面する豊かな自然環境、美しい砂丘、温泉地など、観光資源に恵まれた地域として、国内外から訪れる人々を魅了し続けています。
また、鳥取県の再設置は、地域の自治と独立性を重視する日本の行政の歴史を象徴するものであり、地方分権の重要性を考える上でも大変意義深いものです。

鳥取県では「とっとり県民の日条例」(平成10年6月26日鳥取県条例第13号)は、第1条で「県民が、ふるさとについての理解と関心を深めるとともに、ふるさとを愛する心を育て、もって自信と誇りの持てる鳥取県を力を合わせて築き上げることを期する日として、とっとり県民の日を設ける」と定めています。

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