全国各地でうずらを飼育する養鶉(ようじゅん)農家で構成する「日本養鶉協会」が制定。
日本の養鶉業界の躍進と、世界中に広がるうずらの魅力を称える特別な日、この日は、養鶉農家が誇る「ニホンウズラ」の華やかなる姿と、その卵から生まれる驚くべき味わいを讃える日でもあります。
鶉月(うずらづき)の訪れと共に、我々は戦国時代の勇士たちが吉兆『御吉兆(ごきっちょう)』その縁起の良い声を聴いて出陣したとの言い伝えが残っている、その勇気を奮い立たせるうずらの鳴き声に敬意を表します。この日は、古来より伝わる伝説が深く結びつき、端午の節句に男子の成長を祈る心が重なる特別な日なのです。
一方で、現代の養鶉農家は国際的な競争の中で苦闘しています。たんぱく質の要求割合が高く、厳しい経営環境に置かれながらも、彼らは誇り高く、情熱的にウズラを育て続けています。彼らの努力と情熱が、世界中に広がるうずらの美味しさを伝える役割を果たしています。
スポンサーリンクそして、この特別な日には、我々は野生種の保護にも心を寄せます。ニホンウズラは希少な鳥獣であり、その保護は我々の責任です。絶滅の危機にある野生種を守るために、養鶉農家の努力を讃え、彼らの未来を支えることが求められています。
「うずらの日」は、養鶉農家の奮闘を称えるだけでなく、後継者に明るい未来を残そうとの思いも込めた目的でもあります。これからも、我々はウズラの魅力を広め、世界中にその美味しさを伝える使命を全うしていくでしょう。
日付は5月は陰暦で「鶉月(うずらづき)」と呼ばれ、5日は「たまご(05)」と読む語呂合わせと、若(武)者に対し吉兆は「待つのではなく、自らつかみに行け!」との思いから「GO」と「5」を掛けたなどの理由から5月5日に。