大阪府大阪市に事務局を置く「夕陽と語らいの宿ネットワーク」が制定。この団体は、全国各地の美しい夕陽を望むことができる旅館やホテルで構成され、夕陽を通じた心に残る思い出作りを推進している組織です。”夕陽”を共通の財産として、宿泊客に忘れられない思い出を届けることを使命に活動しています。夕陽が見える宿という唯一無二のロケーションを活かし、人と人、人と自然をつなぐ時間の創出に取り組んでいる。
「夕陽の日」は、夕陽をただ“眺める”だけでなく、夕陽を媒介にして大切な人と語らい、これまでの出来事や支えてくれた人々へ想いをめぐらせる日にすることを目的としています。
日常の喧騒から離れ、刻一刻と移ろいゆく夕陽の美しさに身を委ねることで、人生の大切なものを見つめ直し、感謝の気持ちを新たにする機会を提供します。また、この日を通じて、日本各地に点在する夕陽の名所や、そこに佇む宿の魅力を広く知ってもらい、夕陽を愛でる文化を次世代へと継承していくことも狙いとしています。
日付は「秋分の日」に制定されています。秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなり、太陽が真東から昇り、真西に沈む特別な一日です。
また、古くから先祖を敬い、亡くなった人をしのぶ日とされてきました。秋の澄んだ空気の中、西の空へと沈んでいく夕陽は、一年の節目を感じさせる美しい風景の一つです。西へ沈む太陽を眺めながら、過ぎた時間や大切な人への想いに静かに心を寄せるのにもふさわしい日といえます。
夕陽の美しさとその奥深さを心に刻み、身近な人や大切な思い出に想いを馳せてほしい――そんな願いから、この日が選ばれました。