5月12日は 【民生委員・児童委員の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

全国民生委員児童委員連合会が1977年に制定。
2024年一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

民生委員とは、厚生労働大臣からの委嘱を受け、地域で福祉に尽力する人々であり、その中には特に子どもたちの幸福と健やかな成長を支える児童委員も含まれています。彼らは地域社会に根ざし、人々の生活に密着した支援を行い、子育てや妊婦のサポートなど、あらゆる面での支援を提供しています。

この記念日は、民生委員・児童委員の顕著な役割を称え、その活動を広く地域の人々に知ってもらうことを目的としています。その源流は1917年(大正6年)5月12日にさかのぼります。この日、岡山県で民生委員制度の先駆けとなる「済世顧問制度設置規程」が公布されました。これが、地域社会における福祉支援の礎となり、後の全国的な展開へと繋がっていきました。

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全国民生委員児童委員連合会は、この日を含む1週間を「活動強化週間」と位置付け、さらなる福祉活動の充実を図っています。この期間には、各地域で様々なイベントや啓発活動が行われ、民生委員・児童委員の活動に対する理解と支援が深まります。

我々は、この記念日を通じて、地域の結びつきを強化し、共に支え合う社会の実現を目指します。民生委員・児童委員の存在は、ただ福祉を提供するだけでなく、地域の絆を深め、安心できるコミュニティを築く上で欠かせない存在なのです。

日付は1917年5月12日に民生委員制度の基となる「岡山県済世顧問制度設置規程」が公布されたことから。

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