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暑さ指数の算定方法 温度だけではありません

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気温四季

暑さ指数から熱中警戒アラートが発表される事が2021年から本格的に全国で発表されるのでアラートの意味を知って暑さ対策をして下さい。

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暑さ指数とは?

暑さ指数は暑さを数値化してどれだけ厳しい暑さになるか分かる様にした数値です。
ただ単に気温だけを数値している訳では無いです。
気温湿度輻射熱を公式に当てはめて暑さ指数が33以上でアラートを環境省・気象庁が発表します。
暑さ指数は(WBGT)は1954年にアメリカで提案された指数を言います。

算定方法

暑さ指数は全国840ヶ所(環境省2013年時点発表)のデーターを元に公式に当てはめて算出される。※正式には風も考慮して出されます。

野外での算出方法

WBGT(℃) =0.7 × 湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度

室内での算出方法

WBGT(℃) =0.7 × 湿球温度 + 0.3 × 黒球温度
※WBGT、黒球温度、湿球温度、乾球温度の単位は、摂氏度(℃)です

測定方法の詳しい事は環境省熱中症予防サイト

●黒球温度、黒色に塗装された薄い銅板の球(中は空洞、直径約15cm)の中心に温度計を入れて観測します。

●湿球温度、は、水で湿らせたガーゼを温度計の球部に巻いて観測します。

●乾球温度、は、通常の温度計を用いて、そのまま気温を観測します。

暑さ指数は、気温《1》:湿度《7》:輻射熱《2》で湿度が7割を占めています。

人間は体温調整のために汗を掻きますが空気中の湿度が高いと汗が蒸発しにくく体温を汗で下げる事が難しくなる為に熱中症になりやすくなる為に湿度が重要になってくるためです。

暑さ指数の高い時は外出時やお家の中でも熱中症対策の予防をする事を忘れないでしましょう、
外出時では日傘や帽子で直射日光を避ける、こまめな水分補給をする、またマスクをしていると喉の渇きが感じにくくなるので、時間などでこまめに水分補給する。

室内では無理せずエアコンなどで暑くなり過ぎない様に調整する、室内でもこまめな水分補給を忘れない。

※環境省熱中症予防情報サイトの資料を元に作成

自分で暑さ指数を測るには

暑さ指数は各観測設置場所でのデーターを元にしていますので必ずしも自分のいる地域が入っているとは限りません。

児童や学校や高齢者などを預かる施設ではアラートの発令以外でも今いる場所での暑さ指数は簡易的でも測れますので設置していち早く行動出来る様にするのがイイと思います。

黒球温度計は数は多く無いですがネットなどで購入出来ます、湿球温度計は簡易的ですが温度計に濡らしたガーゼを巻く事で代用出来ます。

後は公式に当てはめれば数値が出ますので参考にして、外での活動や空調管理などで対処がいち早く出来ると熱中症予防になります。

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