イースターは日本人にとってはあまりなじみがない人も多いのでは無いでしょうか?
イースターは日本では復活祭と呼ばれている。
日本ではまだなじみが少ないので、盛大に祝ったりは少ないですが、海外・特にキリスト教徒が多い地域では盛大にお祝いをしています。
今年2022年の時期は4月17日になります。
イースターとは何か?
そもそも「イースターとは?」何を祝う行事でしょうか?
復活祭とも言われる由縁は「十字架にかけられて死んだイエス・キリストが3日目に復活した」事をを記念・記憶する日となってます。キリスト教においてはクリスマスより重要視されてる祭です。
イースターの名前の由来は復活祭を表す、英語表記の(Easter)から来てます他の国では呼び名は当然違います。
イースターはいつ行われるの?
日付は決まった日では無く年によっては変動します。基本的には春分の日の最初の満月があった日の次の日曜となってます、日付は変動しますが、曜日は必ず日曜に祝われます。
- 2020年は4月12日
- 2021年は4月4日
- 2022年は4月17日
- 2023年は4月9日
- 2024年は3月31日
「復活」の由来
復活の物語が有る事から復活祭が出来る様になりました。
イエス・キリストは十字架に張り付けられ亡くなった事は多くの人が知っているでしょうが、当時ローマ総督の封印がされているキリストの墓を処刑日から3日目の日曜に掘り起こした所、墓がもぬけの殻だった事から、キリストが復活したと弟子たちは「イエスが死から蘇られてと宣言」したところから復活祭が伝えられる様になったと言われてます。
イースターエッグ(復活祭の卵)
イスターエッグとは復活祭で用いられる、綺麗な装飾や色彩を施した卵です。
卵を使う意味は、見た目には何も変化をしない卵から新しい生命が生まれる事から生命の誕生をもたらし、死と復活を象徴されるとされていたからと言われてます。
イースターエッグに施される色にも絵柄にも意味があります。
色が表す意味
- 赤:キリストの血・太陽・幸福・情熱
- ピンク:成功
- 青:空・健康
- オレンジ:強さ・力
- 黄色:知恵・ひらめき
- 紫:信頼
- 白:誕生・純白
- 緑:子孫繁栄・希望
装飾が表す意味
- 星:キリスト・厄除け
- 木:繁栄
- 麦:豊作
- 波:富
- 太陽:生命・情熱
- 蛇:魔除け
- 魚:シンボル
- 蛙:若さ・美貌
- 農機具:恵・子孫繁栄
その他地域に因っても違う文化があります。
イースターバニー(うさぎ)
イースターにはうさぎもよくみられるキャラクターです。
イースターバニーは野うさぎの事を指します、うさぎには繁殖力も高く何度も妊娠と出産が出来るところから子孫繁栄の象徴として古くから考えられた事から、登場する様になったと言われてます。
また先ほどのイースターエッグをうさぎが運び役となって子供たちに届けてくれると言われてます。
クリスマスのサンタクロースの様な感じでしょうか。
聖母マリアを擬人化する際にもうさぎを関連付けらる事も昔からある様で、ルネサンス期の絵画では聖母マリアやキリストと共に描かれる事も。
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