Windows11のインストールが始まりインストールしたいがやっぱり最小要項に満たないパソコンではインストールが出来ない、いまだ愛着や現役なパソコンを使い続けたいなど、理由は様々ですが今のパソコンアップグレードしたい人もいる事でしょう。
チェックを回避して最初要項に満たないパソコンのインストール方法を試してみます。
インストールに際しての今後のトラブルや故障などは自己責任で行って下さい。
Windows11最小要項チェックをバイパスしてインストールする
Windows11をインストールメディア(USB)に作成します。
インストールの仕方は記事「Windows11にアップグレード方法」内で解説してます。
MicrosoftのWindows11ダウンロード先はこちら
USBは最低でも8GB以上が必要です、8GB丁度のUSBは実際空き容量は7.○GBと容量が少し足りません、もし購入するなら16GB以上のUSBを用意して下さい。実際手持ちの8GBの製品を使いましたら容量が不足で出来ませんと止まりました。
![USB容量は8GB以上の空容量](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/446cae6068e583fb3cef73b103c0ae59.jpg)
BIOSから起動順をUSBを最初に立ち上がる様に変更USBから読み込む様にしてインストールする様に立ち上げます。
USBからインストールの手順に従って進みます。
途中プロダクトキー入力画面が出ますが、無い場合は「プロダクトキーがありません」からインストールします。インストール後にWindows10の正規プロダクトキーが必要になります。
Windows11のインストール画面に移行します。当然悲しいかな「このPCではWindows11を実行できません」と出ます、その画面にきましたら。以下の方法を実行して下さい。
TPMのバイパスして回避する方法
立ち上がりましたら、【Shift】+【F10】を押します、コマンドプロンプト画面が立ち上がります。
【regedit】と打ち込みEnterキーで確定します。
![regedit 打ち込み](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/ae9617cdd40c8993da60cf6d9c1b1c55.jpg)
レジストリ エディター画面が表示されます。
![レジストリ エディター一覧](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/4b2049a6b1dad7e291304ae0ad8fba03.png)
※レジストリ エディターは沢山表示されます。
多く表示されますが、レジストリは間違えるとパソコンの動作に影響が出ます、最悪はパソコン自体が動作出来ない様になります、編集の際は間違いの無い様にして下さい。
【HKEY_LOCAL_MACHINE】ファルダを見つけ→【SYSTEM】→【Setup】と順に展開していきます、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setupとレジストリのバーに表示されているのを確認して下さい。
![レジスト入力](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/bff95ff39499405bbb7412cea8959793.jpg)
沢山の似たような物が表示されます【HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup】探すのが面倒な時はコピー貼り付けしても表示されます。
[setup]上から「右クリック」→「新規」→「キー」で新規フォルダがsetupツリー最後尾に [新しいキー#1]が出来てるハズです。
もし違う所に[新しいキー#1]出来ていた場合は間違いですので再度やり直して下さい。
![SETUPから新規フォルダ追加](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/8917a439c2c8f50e7ae4f35a3c75144f.jpg)
出来上がったフォルダー[ 新しいキー#1 ]の名前を[LabConfig]に変更。
![フォルダ名前変更](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/6560422d66546b997a3a20bd16517eb6.jpg)
名前を変更しましたら、変更したフォルダ[LabConfig]を選択、右側の何も表示されていない場所で「右クリック」→「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリックします。
![追加DWORD(32ビット)](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/9954e2b8b801171fd650b82474d059f3-1.jpg)
出来た新規[新しいキー#1] の名前を[BypassTPMCheck]に変更しEnterで確定させます。
変更した [BypassTPMCheck] をダブルクリックして値を変更します。
![TPM回避数字変更](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/4c3e3a9d215f8d44037ff6a66b6ecd47.jpg)
表示されている「0」を「1」に変更して「OK」で確定します。
以上で「TPM」のチェックをバイパスする事が出来ます。
SecureBoot(セキュアブート)をバイパスして回避する方法
先ほど作成したフォルダ[LabConfig]を選択、右側の何も表示されていない場所で「右クリック」→「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリックします。
BypassTPMCheckを作成した時と基本は同じ工程になります。
![SecureBoot(セキュアブート)をバイパス追加](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/bd754289d5c65e61a05cd3517b9ec57e.jpg)
新規[新しいキー#1]が出来ますので、名前を[BypassSecureBootCheck] に変更しEnterで確定させます。
![セキュアブート回避リネーム](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/b24528c6b72acbde2b6ed859d300bb76.jpg)
名前を変更した[BypassSecureBootCheck] をダブルクリックして値を変更します。
![Windows11最小要項を回避TPM2.0やSecureBoot(セキュアブート)の影響を受けずインストールする方法](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/ca451243577ddafe2587c11a7bba5c86.jpg)
表示されている「0」を「1」に変更して「OK」で確定します。
以上で「セキュアブート」のチェックをバイパスする事が出来ます。
メモリーをバイパスして回避する方法
メモリーが最小要項の4GB以下のパソコンにインストールする際に必要です。
最初に作成したフォルダ[LabConfig]を選択、右側の何も表示されていない場所で「右クリック」→「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリックします。
![メモリー回避。新規DWORD(32ビット)作成](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/5d3b2581a3f8e875880b27e49a605a9a.jpg)
他と同様に新規[新しいキー#1]が出来ますので、名前を[BypassRAMCheck] に変更しEnterで確定させます。
名前を変更した[ BypassRAMCheck ] をダブルクリックして値を変更します。
![メモリー回避。新規DWORD(32ビット)数値変更](https://appuplink.info/wp-content/uploads/2021/10/3e35cebaff563655e3d397780b1abe5b.jpg)
全て変更すると「TPM 2.0」・「 SecureBoot 」・「RAM」を回避する事が出来ます。
CPUも対象外でしたら回避する方法は「Windows11サポートCPU対象外でもインストールは可能」から確認出来ます。
Windows11に対応している項目は回避する必要は無いので必要な部分だけで大丈夫です。
Windows11のインストール画面に戻りましたら「←キー」で戻りまして、
再度インストールのエディションを選択してライセンス条項やインストール画面までたどり着けたらインストールできます。
それでも進まない時は一度設定が有ってるか確認して下さい。
Microsoftアカウント入力したくない方
インストールの際にWindows11HomeはMicrosoftのアカウントが必要です。
アカウントを登録しないでインストールしたい時は一度 「←キー」 で戻りネット回線を外す事でインストールに Microsoftのアカウントを入力しないで登録する事が出来ます。
まとめ
古いパソコンでもインストールが出来たでしょうか?
まだまだ現役のパソコンを使い続ける事が出来る様になりました。
しかし推奨要項未対応に入れている事はWindows updateが対象にならなかったり何らかの不具合があってもサポートされない等はこれから出る事も予想されますので、推奨出来ない事なのも頭に入れて置いて下さい。
Windows10のサポート期間は2025年10月14日まで有りますので、無理に上げる必要は無いと思います。
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