物理学の進歩と普及を目指し、社会に向けてさまざまな情報を発信することで、学術や産業の発展、さらには公益の向上に貢献することを目的してさまざまな活動を行う創立1877年(明治10年)9月の一般社団法人日本物理学会が制定。
2025年(令和7年)3月14日に一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
この記念日を通じて、一般の人々や青少年が物理学に触れ、その面白さや重要性を知る手助けをし、物理学に携わる人々にとって学問の意義を再認識する機会を提供します。さらには未来の科学技術の発展を担う新たな人材の育成へと繋がるような多様な啓発活動をより活発化させることが目的。
この記念日には深い意味が込められています。1949年11月3日、湯川秀樹博士(1907年(明治40年)1月23日 – 1981年(昭和56年)9月8日)が中間子理論により日本人として初めてノーベル物理学賞の受賞が決定したことが発表されました。この快挙は、戦後の日本に希望と誇りをもたらし、その後の日本の基礎科学研究の発展に大きな影響を与えました。

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さらに、2016年(平成28年)に正式認定された元素「ニホニウム(Nh)」に関連しています。原子番号113のこの元素は、理化学研究所の研究チームによって発見され、日本人が初めて命名権を獲得した元素として歴史に名を刻みました。ニホニウムの発見は、湯川博士のノーベル賞から約70年を経て、日本の物理学研究が世界レベルで継続的に貢献していることを示す証となりました。
日付は、湯川秀樹博士が日本人初のノーベル賞(物理学賞)を受賞することが決定し発表された日の1949年(昭和24年)11月3日と、日本で発見され日本人が初めて命名した元素「ニホニウム」の原子番号113から、11月3日を記念日とした。
全国各地で公開講座、実験教室、研究施設の一般公開など様々なイベントが開催されます。最新の物理学の成果を分かりやすく紹介する講演会や、子どもたちが楽しみながら物理現象を体験できるワークショップなど、幅広い層に向けた企画が用意されています。
これらの活動を通して、日本物理学会は「物理学は難しい」というイメージを払拭し、私たちの生活を支える基礎科学としての物理学の重要性を伝えることを目指しています。また、将来の科学者を育てるきっかけづくりとしても、この記念日は重要な役割を果たしています。