埼玉県所沢市に事務局を置き、動物のがん治療の質と成績を向上させることを目指し、尽力する一般社団法人日本獣医がん臨床研究グループ（JVCOG）が制定。
人間が乳がんに苦しむように、愛らしい猫たちも同じ苦しみを経験しています。しかし、猫は独自の生態を持つため、人間と同じ方法では早期発見や治療が困難です、そのため猫に特化した早期発見と早期治療の普及が急務とされています。
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猫の乳がんは、発見が遅れると急速に進行し、転移する可能性が高くなります。しかし、飼い主の多くは、猫の乳がんの症状や検診の重要性を十分に理解していないのが現状です。そこで、JVCOGは記念日を通じて、飼い主への啓発活動を積極的に行っていき、少しでも多くの飼い主に猫の乳がんについて関心を持ってもらい、早期発見・早期治療の重要性を理解してもらいたい」と述べています。
そして、将来的には、乳がんで苦しむ猫をゼロ（0）にすることを目的に、関係団体と協力しながら活動を続けていきたいとの思いが込められています。
猫の健康と福祉の向上に向けた大きな一歩です。飼い主一人一人が猫の乳がんについて正しい知識を持ち、愛猫のために適切な対応をとることが、大切な家族の命を守ることにつながります。
日付は10月は人の乳がん啓発月間（ピンクリボン月間）と結びつけ、日本人に馴染み深い「ニャンニャン」という猫の鳴き声に由来する語呂合わせで、人々の記憶に残りやすい語呂を組み合わせて10月22日を記念日としたもの。
