4月22日は 【地球の日(アースデー)】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

地球全体の環境を守るために一人ひとりが行動を起こす日。

1970年(昭和45年)4月22日、アメリカで初めて開催されたこの運動は、ウィスコンシン州上院議員ゲイロード・ネルソンの提唱によって誕生しました。主に学生に呼びかけたこの取り組みは、全米で2,000万人もの市民が参加する画期的なイベントになったと言われている。

この運動は、深刻化する環境汚染や自然破壊への危機感から生まれ、米国環境保護庁(EPA)設立の原動力となっただけでなく、クリーン・エア法、クリーン・ウォーター法など、重要な環境法制定にも大きな影響を与えました。

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現在では190カ国以上で10億人を超える人々が参加する世界最大の市民運動へと発展し、日本でも1990年(平成2年)から本格的な活動が始まりました。毎年、全国各地で植樹活動やゴミ拾い、環境教育イベント、エコマーケットなど、様々な取り組みが行われています。

特に近年は、気候変動や海洋プラスチック問題など、地球規模の環境課題に対する意識が高まり、個人レベルでできるエコアクションから企業の環境負荷低減活動まで、幅広い取り組みが展開されています。
アースデイは特別な日ですが、その本質は日々の暮らしの中で地球環境を意識し、持続可能な社会を共に創っていくことにあります。日本独自文化の「もったいない」精神を活かした循環型社会への取り組みや、里山保全活動などを生かし、地球のためにできることから始めてみる事が大事です。

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