東京ドームシティの運営を中心に、流通、熱海での事業、各種施設の管理、広告、MICE、撮影場所の提供、テナント誘致、ビジョン広告放送など、多岐にわたる事業を展開する株式会社東京ドーム(設立:1936年(昭和11年)12月25日)が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
1955年7月9日、後楽園ゆうえんち(現在の東京ドームシティ アトラクションズ)に日本で初めて「ジェットコースター」と名付けられたローラーコースターが誕生しました。
この画期的なアトラクションは、戦後の日本に新たな娯楽体験をもたらしました。高さ15メートル、全長約550メートルという当時としては壮大なスケールで、最高時速は約50キロメートル。現代の最新鋭コースターからすれば控えめな数字ですが、当時の来場者にとっては息をのむスリルを提供する革新的な乗り物でした。

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「ジェットコースター」という名称は、現在のローラーコースター全般を指す代名詞として定着していますが、本来「ローラーコースター」と呼ばれる遊具を「ジェットコースター」と命名したことで、日本では徐々にこの呼称が一般化。今日では、ほとんどすべてのローラーコースター型アトラクションが「ジェットコースター」と呼ばれるようになりました。これは後楽園ゆうえんちの文化的影響力の証でもあります。
1967年(昭和42年)に営業を終了するまでの長きに渡り多くの人々に愛され続けました。その後、より大型で刺激的な次世代ジェットコースターに席を譲ることになりましたが、日本のアミューズメント史における重要な礎石としての役割を果たしました。
日付は、日本で初めて「ジェットコースター」と名付けられた、後楽園ゆうえんちで誕生した1955年(昭和30年)7月9日に由来する。