9月9日は 【人工内耳の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

人工内耳装用者同士の交流と親睦、医療関係者や機器メーカーとの協力により、人工内耳装用技術の向上と社会生活の向上を目的とした団体の一般社団法人 人工内耳友の会ACITA(発足:1988年)が制定。

人工内耳は、補聴器では聞こえにくい高度から重度の難聴者に対して、音を電気信号に変換して直接聴神経に送ることで、音声を理解する能力を回復させる医療機器です。

人工内耳埋め込み手術を受けた人口内耳装用者は、手術とリハビリテーションを経て、音声を理解し、会話や生活を楽しめるようになるケースが多くあります。しかし、人工内耳は補聴器に比べて高額で、保険適用にも制限があるため、装用を希望しても受けられない人もいます。

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また、人工内耳は、手術後の調整やメンテナンスが必要であり、装用者には定期的な通院や費用負担が伴います。さらに、人工内耳の音は、補聴器とは異なるため、慣れるまでに時間がかかることもあります。

人工内耳装用者やその家族は、経済的、精神的、身体的にも大きな負担となることが少なくありません、これらの課題の解決に貢献し、人工内耳装用者やその家族が充実した生活を送ることができるよう、人工内耳装用者やその家族の支援を目的として活動しています。

記念日を通して、人工内耳の役割や仕組み、装用者の生活などについて、一般の人々により多くの人に知ってもらい理解を深めてもらうことが目的。

日付は3月3日が「耳の日」、6月6日が「補聴器の日」であることから9月9日を「人口内耳の日」としたもの。

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