農家と消費者のために、販売・購買・加工を軸に幅広い事業を行う団体の鹿児島県経済農業協同組合連合会(JA鹿児島県経済連)が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
南国鹿児島の温暖な気候と豊かな大地で育まれるパッションフルーツは、日本一の生産量で全国の約9割を占める県の特産品です。

スポンサーリンク
鮮やかな紫色の果肉と黄色い種子が織りなす美しいコントラスト。一口食べれば、トロピカルな芳醇な香りが鼻腔を満たし、絶妙なバランスの甘酸っぱさが口いっぱいに広がる。その独特の風味は、記憶に残る美味しさとして、多くの人に親しまれています。
この記念日を通じて、鹿児島県は「パッションフルーツ王国」としての存在感をさらに高め、地域の特産品として、その魅力を全国、そして世界へ発信していきます。県産パッションフルーツの認知度をより一層高めることを目的しています。
「パッションフルーツ」という名前は、その花の形がキリストの受難(Passion)を象徴していることに由来します。ここでの passion は「情熱」ではなく、「キリストの受難」の意味です。花の中心部分が十字架のように見えることから、この名がつけられました。なお、日本では「クダモノトケイソウ(果物時計草)」という和名でも知られています。
日付は、6月が出荷最盛期であることと、和名である「クダモノトケイソウ」が「時の記念日」との結びつきも感じさせることから、「時の記念日」の6月10日を記念日としたもの。