国内唯一の水産物の練り物製造業者団体組織のかまぼこなどの消費拡大を推進する、全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会(現:一般社団法人 日本かまぼこ協会)が1983年(昭和58)7月6日に11月15日を「かまぼこの日」に制定。
かまぼこが最初に文献に登場したのは、平安時代の『類聚雑要抄』です。この書物には、藤原忠実が永久3年(1115年)に転居祝いに宴会を開いた時の串を刺した蒲鉾が描かれています。
かまぼこは、その後もさまざまな形状や味わいのものが開発され、日本各地で親しまれるようになりました。特に、明治以降には食品生産工程が確立され、かまぼこは庶民の食べ物として広く普及しました。
スポンサーリンク蒲鉾は、「魚肉を塩とともにすり潰して成形し加熱する」という基本工程は同じであるが、日本農林規格及び品質表示基準ではかまぼこ類を、蒸しかまぼこ類、焼抜きかまぼこ類、ゆでかまぼこ類、揚げかまぼこ類に分類されてる。
日付は、初めて文献に登場した永久3年(1115年)の祝宴の膳の図に描かれていたものとされていることから、「1115」の数字の並びから11月15日を記念日とした。また、七五三に際して子供の成長を祈って紅白のかまぼこを供したことも理由としている