公益財団法人日本漢字能力検定協会が1995年(平成7年)12月12日に制定。
毎年年末になると、全国から「今年の漢字」の応募が寄せられ、その中から最も多かった漢字が「今年の漢字」に選ばれます。
「今年の漢字」は、12月12日の午後に京都府京都市東山区の清水寺で清水寺貫主の揮毫で選ばれたその字を発表されます。
発表された漢字は清水寺の境内に掲示され、多くの参拝者に見守られ、一般公開された後には、本尊の千手観世音菩薩に奉納される。
「今年の漢字」は、私たちの記憶に残る、言葉の「名刺」のような存在です。毎年発表される「今年の漢字」に注目することで、私たちは、その年の世相を振り返り、私たちの生活や社会を見つめ直すことができます。
日付は12と12を「いい字一字」と読む語呂合わせで12月12日に、日本人ひとりひとりが毎年、「いい字」を「一字」は覚えて欲しいとの願いが込められている。
これまでに選ばれた漢字には、
- 2018年「災」
- 2019年「令」
- 2020年「密」
- 2021年「金」
- 2022年「戦」
など、さまざまな漢字があります。