1948年(昭和23年)7月10日のこの日、建設院が省に昇格し、建設省となったことを記念しています。
当時、国の復興と経済成長を支えるために、効率的かつ組織的な建設行政の推進が求められており、建設省の設立はその一環として大きな意義を持っていました。
建設省は、道路、橋梁、ダム、港湾、公共住宅など、国民の生活基盤を支える数多くのプロジェクトを手掛け、日本の現代的な都市インフラの発展に寄与しました。
その後、2001年(平成13年)の中央省庁再編に伴い、建設省は運輸省や国土庁などと合併し、国土交通省として再編成されました。この再編は、運輸、国土、都市計画、防災など広範な分野にわたる政策を一元的に推進するためのもので、さらなる行政効率の向上と包括的な国土管理を目指したものでした。
その後、国土交通省の設置を記念して、国土交通省設置法公布の日(7月16日)の「国土交通Day」に移行されました。この日は、国土交通省設置法が公布された日であり、日本の交通インフラや国土計画に関する政策を再確認し、その進展を祝う日となっています。