創業1948年(昭和23年)10月5日、明太子の製造・販売を行う福岡の食品会社の株式会社ふくや(設立:1980年(昭和55年)8月27日)が制定。
ふくやの創業者である川原俊夫氏は、当時はまだ日本ではほとんど知られていなかった明太子に着目します。川原氏は試行錯誤を重ねながら、独自の製法で美味しい明太子を作ることに成功しました。

スポンサーリンク
1月10日、ふくやは初めて明太子の販売を開始します。販売当時は馴染みのない食べ物で味にも不満が残る代物で、販売はうまくいきませんでしたが、その後、唐辛子など様々な改良をし満足のいく明太子を製造した事で状況が変り、そのピリリとした辛味と深い旨味は、ご飯にもお酒の肴にも好評で多くの人々を魅了し、明太子は瞬く間に福岡の名物となり、全国的にも知られるようになります。
日付は、1949年(昭和24年)1月10日に明太子を初めて製造、販売を開始したのを記念としている。
「明太子の日」は、ふくやの創業精神と革新的な製品開発がもたらした成功を記念する日であり、福岡の食文化に大きな影響を与えたこの企業の歴史を振り返る機会となっています。