7月5日は 【75(ナナゴー)の日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

奈良県天理市に本部を置く、介護人材育成のための各種研修事業を通じて、地域社会に貢献することを目指している特定非営利活動法人つむぎが制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

この記念日は、親が人生の大きな節目である75歳を迎えたことを子どもたちが祝福し、これまでの養育への感謝を伝える特別な機会をつくることが目的。

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日本では高齢化が急速に進み、65歳以上の高齢者人口は総人口の29%(総務省:2024年9月15日発表データー)を超え、75歳以上の後期高齢者も増加の一途をたどっています。この状況の中で、「75の日」は単なるお祝いの日ではなく、家族の絆を再確認し、親の老後について真摯に向き合うきっかけを提供します。

特に現代社会では、高齢者の健康維持と介護問題が大きな社会課題となっています。75歳前後から運動機能や認知機能の低下が顕著になるケースが増えることから、この時期に予防的な取り組みを始めることが望ましいとされています。

この日を通じて、子どもたちは親の健康状態や生活環境に目を向け、親自身も「人生100年時代」を見据えた老後のプランを考える機会となります。家族で将来について話し合うことで、突然の介護問題に直面して仕事を辞めざるを得なくなる「介護離職」の予防にもつながります。

日付は、75歳が健康寿命の平均に近づく重要な時期で、家族で未来を考え、後半生を明るく健やかに過ごすための準備をしようという願いが込めて7月5日を記念日としたもの。

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