7月24日は 【夏の大阪・鴨すき焼きの日】どんな日?制定目的・意味と制定理由解説!

創業1870年(明治3年)の大阪府松原市で河内鴨の孵化・飼育から処理・加工、販売・卸、まで自社一貫体制を手がける有限会社ツムラ本店が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。

江戸時代から続く大阪の夏の風物詩として、天神祭りの時期に「鴨のすき焼き」を食べる習慣がありました。夏バテ防止や滋養強壮のため、暑い季節に敢えて熱々の鴨すき焼きを楽しむという知恵が、大阪の食文化として根付いてきたのです。


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東京では鰻、京都では鱧(はも)が夏の代表的な食材として親しまれていますが、大阪や滋賀などの関西地区では古くから「河内鴨」が夏の食卓を彩ってきました。河内鴨は脂肪が適度で、さっぱりとした味わいが特徴。その肉質は夏場でも重くなく、すき焼きにすると絶妙な旨味が引き立ちます。

記念日を通じて、大阪の鴨のすき焼きの食文化の豊かさを再認識し、この文化を食の遺産として次世代に継承しながらさらに広めていくことを目的としています。

日付は、日本三大祭りの一つである大阪天満宮の「天神祭り」の宵宮が始まる日、古くから「天神祭りの時期に鴨のすき焼きを食べる」とされていることから7月24日を記念日としたもの。

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