大阪府泉大津市の歯科医院「小西デンタルクリニック」が制定。
2025年(令和7年)一般社団法人日本記念日協会に制定・登録。
私たちが当たり前のように行っている呼吸。しかし、その方法には「口呼吸」と「鼻呼吸」があり、健康維持において大きな違いがあることをご存知でしょうか。
鼻呼吸には、口呼吸にはない数多くの利点があります。鼻は空気の高性能フィルターとして機能し、取り込んだ空気を加湿・加温して体内に送り込みます。鼻毛や粘膜がウイルス、細菌、花粉、ホコリなどの異物を効果的に捕捉し、肺を保護します。
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特に成長期の子どもにとって、鼻呼吸は顎や顔の骨格の正常な発育を促進する重要な要素です。口呼吸が習慣化すると、顎の発達が不十分になり、歯並びの乱れや上顎の狭窄、さらには睡眠時無呼吸症候群などの健康問題を引き起こすリスクが高まります。正しい鼻呼吸の習慣づけは、健康的な歯並びの形成だけでなく、集中力の向上や学習能力の発達にも良い影響をもたらします。
鼻呼吸を習慣化するためには、まず鼻の通りを良くすることが大切です。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの問題がある場合は、適切な治療を受けましょう。日常では、意識的に鼻から息を吸い、ゆっくりと吐く呼吸法を練習することで、徐々に身につけていくことができます。
「鼻呼吸の日」を機に、健康を守るために大切な“正しい呼吸法=鼻呼吸”について知ってもらい、その大切さを広めることを目的としています。
日付は「鼻(8)で呼(5)吸をしよう」の語呂合わせから8月5日を記念日としたもの。